ディディエ・デシャン監督(49)率いるフランスがゴールラッシュで2度目の世界一をつかんだ。2016年欧州選手権決勝での敗戦を、2年後の成功につなげた。初優勝時の主将だったデシャン監督は、ザガロ(ブラジル)、ベッケンバウアー(西ドイツ)に続いて史上3人目の選…
雨が降り続くピッチで、大会MVPに選出されたモドリッチは、ゆっくり表彰台へ向かった。金色のサッカーボールをかたどった高さ40センチほどの大きなトロフィーを手に記念撮影に応じたが、笑顔はなかった。
【ロシアW杯本社取材団】最終日の15日、決勝が行われ、フランスがクロアチアを4−2で退け、自国開催だった1998年大会以来20年ぶり2度目の頂点に立った。初めて決勝に進んだクロアチアは98年の3位を上回る過去最高の準優勝。欧州勢が4大会連続で制した。
フランスの最大の勝因は、鉄壁の守備だったかもしれない。しかし、堅守を勝利に結び付けたのは、チームを一瞬にして「守」から「攻」へと変貌させることができる19歳のエムバペの常識破りと言っていいスピードだった。
初優勝の夢がついえる笛が響くと、両手を腰にあてて静かに敗戦を受け入れた。大会最優秀選手に選ばれたモドリッチは、「あと少しで世界一に手が届くところだった。何よりW杯のトロフィーが欲しかった」とつぶやいた。 決勝でも類いまれな攻撃センスを発揮した。
【ロシアW杯本社取材団】大会最終日の15日、決勝が行われ、フランスが初優勝を目指したクロアチアに4−2で勝ち、自国開催だった1998年大会以来20年ぶり2度目の優勝を果たした。 フランスは前半18分、グリーズマンのFKが相手のオウンゴールを誘い先制した。
クロアチアは、初めてたどり着いた決勝の舞台で堂々と持ち味を発揮した。それだけに、結果は痛恨だろう。ダリッチ監督が「何が起きても選手を誇りに思う」と話す自慢のチームは不運な形で失った前半の2点が重く、突き放された。
1998年大会以来2度目の優勝を狙うフランスと、初制覇を目指すクロアチアとの決勝は15日午後6時(日本時間16日午前0時)にモスクワで行われる。両チームは14日、公式記者会見。
フランスのデシャン監督(49)は2度目の優勝に向け、3つのキーワードを挙げた。「決勝では落ち着き、自信、集中。ベストなプレーをするにはこの3つのワードが必要だ」。自身は史上3人目となる選手と監督の両方での優勝を狙う。
【ロシアW杯本社取材団】第24日の14日、3位決定戦が行われ、ベルギーがイングランドに2−0で勝利した。ベルギーの3位は1986年メキシコ大会の4位を上回る過去最高の成績となった。 ベルギーは前半4分、シャドリの左クロスを中央でムニエが合わせて先制。
120分の激闘の末にクロアチアに逆転負けした準決勝から中2日のイングランドは疲労の色を隠せなかった。先発5人を入れ替えたメンバーは連係に滑らかさを欠き、ベルギーに完敗した。 3バックで手薄になるサイドから崩されて前半4分に失点。
決勝は20年ぶり2度目の制覇を狙うフランスが、初のファイナリストになったクロアチアに比べ攻守ともに充実し、有利だろう。3試合連続で延長を戦い、試合間隔も相手より1日短いクロアチアは体力面に不安が残る。
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