【ロシアW杯本社取材団】ワールドカップ(W杯)1次リーグH組の日本は19日、サランスクでの初戦で前回大会8強のコロンビアと対戦し、2−1の勝利で2大会ぶりの1次リーグ突破に向けて白星スタートを飾った。
勝利をサポーターと喜び合うように陽気に踊った。セネガルはアフリカ選手特有の身体能力と欧州クラブ仕込みの戦術理解力がかみ合い、格上のポーランドを破った。シセ監督は「前半から戦術通りにできた。最高の位置でスタートできた」と満足そうだった。
10番が滑り込み、ほえた。香川が日本史上最速となるW杯弾を沈めた。スタジアムの大部分を埋めたコロンビアサポーターの悲鳴。一瞬の静寂の後、歓喜が訪れた。「どうスタートを切るか。その難しさは知っている」。
【サランスク(ロシア)本紙取材団】西野ジャパン、白星発進−。日本が19日、4年前の前回大会で大敗したコロンビア相手に2−1で競り勝ち、W杯初戦で価値ある勝ち点3を手に入れた。
あの冷静な指揮官の声が震えていた。「選手がタフに戦ってくれた結果だと思う。次戦に向けて? それはまだ…」。もう少しだけ、勝利の余韻に浸りたかった。 「スタートから(受け身の)リアクションサッカーで臨みたくない」。
3度目のW杯をベンチスタートで迎えた本田が勝利をたぐり寄せた。後半25分に香川に代わって途中出場すると、左CKから大迫の決勝点を演出した。 「結果だけを見ると、勝ち点3を取れたので満足いく結果だったんじゃないかと思う」
日本の新司令塔が、W杯の大舞台に初めて足を踏み入れた。柴崎は、かつて中田英や、遠藤保らが背負った背番号7をつけ、日本の中盤でタクトを振るった。 「初のW杯なので、自分の今の力をしっかりと出したい。なるべくボールを失わず、僕のところで受けて組み立てようと思っ…
三十路(みそじ)で、世界最高峰のピッチに立った。「今はもう、楽しみでしかない。30(歳)になる年で初めてというのは、もしかしたら遅いかもしれないが、自分にとっては一番これが早かったんだと思う」。左サイドのMFで先発した乾貴士だ。
強豪相手に競り勝ち、守備の要、吉田は「この瞬間を(前回のW杯白星から)8年待っていた。一つ目標を達成したけど、日本はもっとできるんだぞ、というのを世界に見せたい」。そう話す顔に充実感が漂った。
長友「うれしすぎますね、こんなの、なかなか感じたことがない。1対1で負けないことを意識した。みんな集中してコンパクトに守備ができていた。みんなで一つになってこの勝利ができたと思う。(W杯まで)短い時間だったが、西野監督になり、雰囲気も良く、監督や選手だけで…
【サランスク=ロシアW杯本社取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で一次リーグH組の日本は十九日、当地でコロンビアとの初戦に臨み、2−1で破る金星を挙げた。W杯でアジア勢が南米のチームに勝つのは初めて。 前半早々に香川真司のPKで先制。
コロンビアは後半28分にCKから勝ち越しを許し、そのまま敗れた。0−1の前半39分にキンテロが直接FKを決めて追い付いたが、意地のゴールもむなしくW杯では南米勢で初めてアジア勢に白星を献上。
※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。
Search | 検索