6月20日

コロンビア退場響いた アジア勢初 南米勢から白星

 コロンビアは後半28分にCKから勝ち越しを許し、そのまま敗れた。0−1の前半39分にキンテロが直接FKを決めて追い付いたが、意地のゴールもむなしくW杯では南米勢で初めてアジア勢に白星を献上。ペケルマン監督は「初戦は勝つと期待していた。10人でも日本を苦しめたかったが、うまくいかなかった」と悔しげに話した。

 前半3分、守備的MFのC・サンチェスがペナルティーエリア内でシュートを腕で防いだとして一発退場となり、10人での戦いを強いられた。前回大会に出場できなかったワントップのファルカオは、何度か好機を迎えたが得点につなげることができなかった。

 前回大会得点王の司令塔ロドリゲスは後半14分から途中出場。直前合宿の練習を休むこともあり、一部報道では体調不良も伝えられていた。万全でない様子の背番号10は、見せ場をつくることができなかった。

 4年前の1次リーグでは4−1と日本に力の差を見せつけたが、雪辱を許す形となってしまった。予期せぬ船出となり「次の2試合で(この敗戦を)相殺したい」と切り替えに努めた。(共同)

中日新聞 東京新聞

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