7月15日

きょう深夜に決勝 クロアチアのラキティッチは優勝したら額にカップのタトゥー

ラキティッチ(ゲッティ・共同)

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 1998年大会以来2度目の優勝を狙うフランスと、初制覇を目指すクロアチアとの決勝は15日午後6時(日本時間16日午前0時)にモスクワで行われる。両チームは14日、公式記者会見。2006年大会から、決勝は3大会続けて延長戦までもつれ込んでおり、今回も激戦は必至だ。

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 クロアチアのMFラキティッチが「もし優勝したら、おでこにW杯トロフィーのタトゥーを入れる」と公言した。13日、会見で記者から「まだ腕にW杯トロフィーを入れるスペースはある?」と聞かれたときだ。

 ニヤッとほほ笑むと「ノー。神が望むなら、このおでこをささげる。たくさんスペースがあるからね。でも妻から許可をもらわなければ」と返答した。まだ30歳だが年々、生え際がせり上がっているラキティッチ。渾身(こんしん)の自虐ギャグで世界中の記者を笑わせた。

 ラキティッチは2014年からバルセロナ(スペイン)でプレー。今季は代表と合わせて、過去に類を見ない計70試合に出場。決勝が71戦目になる。疲労は当然あるが「もし優勝の代償として、決勝後に現役引退しろ、というなら、国のために私はそうする。選手とコーチ陣だけでなく、母国には450万人がいる。もし全員が入れるスタジアムがあれば、満員になるだろう。これは数億人の応援団がいる気分だ」と力強く言い切った。大国フランスを下し、悲願の初優勝でおとぎ話を完結させる。(原田公樹)

会見するクロアチアのダリッチ監督(共同)

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◆「偉大な一戦だ」 ダリッチ監督

 初の決勝進出を果たしたクロアチアのダリッチ監督(51)は「全世界が注目する舞台。偉大な一戦だ。最大限の力を出したい」と並々ならぬ決意を述べた。クロアチアは決勝トーナメント1回戦から3試合連続で、延長まで120分を戦った。監督は「小さなけがを抱えている選手はいる」としながらも、全選手が起用できる状態だと自信を示した。

中スポ 東京中日スポーツ

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