【W杯ロシア大会本社取材団】ワールドカップ(W杯)第8日は21日、ニジニーノブゴロドなどで行われ、1次リーグD組でクロアチアが前回大会準優勝のアルゼンチンを3−0で破った。
若手、中堅、ベテランの役者がそろって仕事をした。優勝候補フランスのデシャン監督は「必要だった勝利を手にした。決勝トーナメント進出の切符を手にすることができて、とても満足している」と納得顔。
【カザン(ロシア)本紙取材団】日本代表は21日、ベースキャンプ地の当地で、勝てば16強入りが決まるかもしれない1次リーグ第2戦・セネガル戦(日本時間25日0時開始予定・エカテリンブルク)に向け、本格的な練習を開始した。
原口が日本の“右の盾”になる。日本代表最速スプリンターがセネガルの驚速アタッカー陣封じに挑む。コロンビア戦ではスプリントで時速32・18キロと日本最速を記録。その回数も56回で1位と、走行部門で2冠を獲得した。
本田が右太ももの打撲で別メニュー調整となった。冒頭15分公開された練習では、ランニングシューズを履いて軽いジョギングをした。前日に続き2日連続での別メニュー。コロンビア戦は後半25分から出場し、決勝点をアシストした。“オレ流”調整でセネガル戦に備える。
コロンビア戦で出番のなかった控え組が、FW久保建英(FC東京)菅原由勢(名古屋)らが名を連ね、ロシア遠征中のU−19(19歳以下)日本代表と30分間の練習試合で調整した。
スポーツ庁の鈴木大地長官(51)が21日、日本代表を表敬訪問し、「自分を信じろ、チームを信じろ、日本を信じろ」との寄せ書きを手渡すとともに、「国民に感動を与える伝説的な大会にしてほしい」と激励した。
スペインが1−0でイランに競り勝ち、今大会初勝利。1勝1分け(勝ち点4)とし、ポルトガルとともにB組首位となった。後半9分、FWディエゴコスタ(29)=アトレチコ・マドリード=の今大会3点目が決勝点となった。イランは同組3位。
アジア最終予選で10戦計2失点だったイランの堅守がW杯本大会でも発揮された。11人全員で自陣に引いてスペースを徹底的につぶし、スペインに攻撃のきっかけすら与えない時間を長くつくるなど、強豪相手の健闘が光った。
2連勝を狙ったデンマークは先制点を生かせず、引き分けに終わった。後半はオーストラリアの前に守勢に回る時間が長かったが、勝ち越し点は許さず、ハレイデ監督は「勝ち点を4にできたことはほっとしている」と息をついた。
どことなく疲れているように見えても、たった一つのプレーで局面を変えてしまう。スペインのイニエスタが決勝点を演出する絶妙なパスで、チームに大会初勝利をもたらした。
スペインの序盤戦の顔はイニエスタ、シルバ、イスコで構成する黄金の中盤ではなく、最前線に構える身長185センチの武骨な男。守備的なイランに苦戦したチームを、FWディエゴコスタが救った。
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