カーブをかけた低い弾道のシュートが、狙い通りゴール右隅に決まると、乾は跳びはねてガッツポーズ。初戦のコロンビア戦(19日)では不発。期待を裏切っていただけに、「(結果が出てなくても)続けて使ってくれた監督の期待に応えたかったし、チームの役に立ちたかった」。
大仕事を終えた後のおとぼけぶりが日本の指揮官の“お約束”になってきた。セネガル戦後の記者会見。西野監督はまたも同時通訳機のヘッドホンを耳に装着できず、広報担当者にSOS。「本当に(着け方が)分からないんだよ」。
激戦から一夜明け、カザンに戻った大迫は、気温34度、照りつける強い日差しのなか、軽いランニング。28日のポーランド戦に向け調整した。 「ポーランドは一流の選手がそろっている。いつ調子が戻るか分からない。油断は許されない」
【ロシアW杯本社取材団】ワールドカップ(W杯)第12日は25日、カリーニングラードなどで行われ、1次リーグB組はスペインがモロッコと2−2で引き分け、勝ち点5の同組1位で優勝した2010年大会以来の突破を決めた。
【カザン=浅井俊典】1次リーグH組の日本は25日、ベースキャンプ地の当地で、決勝トーナメント進出を懸けたポーランドとの最終戦(28日・ボルゴグラード)に向けた調整を再開した。 ロシア南部に位置する最終戦の開催地は最高気温が35度を上回る見込み。
ロナルドが無得点でも、ポルトガルは勝ち点1を確保し、2大会ぶりの16強入りを決めた。立役者はW杯初先発の34歳、クアレスマだった。 イランの堅守を攻めあぐね、迎えた前半45分だった。右サイドでボールを持つと、Ad・シルバとのワンツーで中央へ突進。
【ロシアW杯本社取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で一次リーグH組の日本は二十四日(日本時間二十五日)、エカテリンブルクでセネガルとの第二戦に臨み2−2で引き分けた。
正確無比な1本のパスが、押され気味だった日本の突破口を切り開いた。柴崎は前半の同点ゴールにつながる決定機を演出。クールな背番号7は「全く納得していない」と相変わらずストイックな姿勢を崩さなかったが、初戦に続きゲームメークが光った。
2度のリードを許しながら、追い付く好試合を演じたがゆえに、試合後のチームにはかすかな悔いも残る。「みんなの中には勝ち点3を取れたという感覚がある」と主将の長谷部。
【ロシアW杯本社取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本は二十四日(日本時間二十五日)、エカテリンブルクで行われた一次リーグH組の第二戦でセネガルと2−2で引き分け、一勝一分けの勝ち点4で同組首位を保った。
エアポケットのようにゴール前にできた二、三メートルの空間に、本田はいた。後半33分。左の乾の折り返しに丁寧に合わせるように左足を振ると、ゴールネットが揺れる。見たかとばかりに舌を突き出す。不屈の三十二歳による三大会連続得点は、日本を救う貴重な同点弾となった。
二十四日(現地時間)のサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会一次リーグのセネガル戦で引き分け、決勝トーナメント進出へ前進した日本。平均年齢の高さなどから、大会前は「おじさんジャパン」と揶揄(やゆ)されたベテラン選手の活躍が光った。
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