6月26日

大迫、守備もハンパない 敵将賛辞

 激戦から一夜明け、カザンに戻った大迫は、気温34度、照りつける強い日差しのなか、軽いランニング。28日のポーランド戦に向け調整した。

 「ポーランドは一流の選手がそろっている。いつ調子が戻るか分からない。油断は許されない」

 前夜、大迫はW杯2戦連続ゴールこそ逃したが、屈強なセネガルの選手たちを相手に、攻守両面で活躍。得意のヘディングで2度、ゴールを襲った。

 終盤には、自陣ゴール前まで戻って、体を張ってボールを止めた。この奮闘に、セネガルのシセ監督が賛辞を送った。

 「今日は15番の選手(大迫)が前線にいて、DF陣を対応させなければならなかった。フィジカル的な差はなかった」。さらに「サッカーでは、大きくて強いことが、それほど大きな意味を持たない。スピード、シュートに関して、日本選手がよくやった。14番(乾)も15番も枠内シュートを打った」。

 W杯では一見、細くて頼りなく見える大迫だが、敵将さえも「ハンパないって」と認めたセンターフォワード。日本のエースが、ポーランド相手に再び火を噴く。 (原田公樹)

中スポ 東京中日スポーツ

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