中日新聞

編集職の仕事

編集局は新聞製作の中核。政治、経済、国際、社会、地方支局などの「取材部門」と、整理と校閲が中心の「内勤部門」に分かれています。中日新聞の取材網は国内 146か所、海外 4か所。名古屋、東京、北陸(金沢市)、東海(浜松市)の4本社で独自の紙面づくりをしています。

取材記者の仕事

「記者」と聞いてまず頭に浮かぶのが取材記者。
関係者に直接会って話を聞く。文献を丹念に調べる。可能な限り集めた情報の中から、確かなものを選び出して記事にまとめていきます。
記者生活はまず地方勤務からスタート。幅広い取材対象を相手に、取材の基礎を学んでいただきます。

写真・映像記者の仕事

記事の印象をストレートに訴えるため、紙面の出来を左右する写真記者の役割は大きなものがあります。
目の前の出来事を1枚の写真に凝縮するためには、的確な「判断力」、現場を目指す迅速な「行動力」、そして粘り強くシャッターチャンスを待つ「忍耐力」が必要です。
ウェブ等でのニュース発信では、写真とともに動画も威力を発揮します。映像を撮る能力も求められます。

整理記者の仕事

取材記者から次々と送られてくる膨大な情報の中から読者に伝えるべき記事や写真を取捨選択し、扱いの大きさやレイアウトを決め、ニュースの勘どころをつかんだ魅力ある見出しをつけていきます。
「記事を生かすも殺すも整理次第」といわれ、ニュースの価値判断を的確に行う必要があるため、卓抜した見識と幅広い知識を常に磨いています。

校閲記者の仕事

紙面づくりの最終関門であり、単に記事が正しい新聞用字・用語で書かれているかどうかだけでなく、定められた時間内に内容の適否までを確かめなければなりません。幅広い常識と深い専門知識が求められます。新聞社が発行する紙面の「信頼性」を支えている、重要な部署です。

デジタル編集記者の仕事

「中日新聞Web」などに向けたコンテンツを作成しています。新聞社のウェブは信頼なくては成り立ちません。信頼を得るには、確かな記事を確実に伝える経験と広い知識が求められます。

デザインの仕事

記事の内容を視覚的にわかりやすく伝えるためのグラフィックを制作します。地図や図表、読者の目をひく大型図解、個性が光るイラストやコラージュ、キャラクターなど制作内容は多岐にわたり、新聞と読者を近づける重要な役割を担っています。