中日新聞

先輩社員の声

編集職/経済

名古屋本社編集局経済部

勝股 大輝Hiroki Katsumata

これまでの仕事で、印象に残ったできごとを教えてください。

BIZナビ編集部で約8年ぶりに取材記者に復帰しました。しかも整理部時代から少し苦手意識のあった「経済」。自分に何ができるのかとの思いを抱えていた時、あるアパレルメーカーの展示会で目に留まった商品のエピソードを記事にしました。アイドルオタクの社員3人が「推し活」をする同志のため、オタクにとっての「宝物」であるアクリルスタンドを収納できるスマホケースを開発したとの話題。アパレル企業のため、スマホケースは専門外。商品化に懐疑的だった会社上層部を3人は熱意で説得し、設計も「ミリ単位」でこだわるほどの力の入れようでした。
経済記者として一歩を踏み出せた記事であり、情熱を原動力に未知の分野を切り開いた3人から自分自身も励まされた点で印象に残っています。

編集局や部の雰囲気を教えてください。

情報発信の主流になりつつあるネットで、BIZナビの存在感を高めていこうとチーム一丸で奮闘しています。立ち上げからまだ2年であり、試行錯誤の日々ですが、新しい媒体だからこそ挑戦できる土壌もあると感じています。もちろん商品なので最低限の基準はありますが、基本的には「なんでもやってみよう」という雰囲気があります。
最近は後輩と一緒に「睡眠」に関する連載を担当しました。睡眠と経済に関わりなんてあるのかと思いがちですが、意外とあります。
連載に当たって、先輩からはより魅力的な連載になるようなアドバイスがありました。後輩からは自分が見落としていた取材候補を挙げてもらいました。良いコンテンツをつくるため、上下関係なく自由に意見を交わすことができる環境だと思います。

中日で働く魅力を教えてください。

多彩なところです。経済部に来てから社外はもちろんですが、社内でも今まで接点のなかった部局と接する機会が増えました。そして自分とは全く違った発想に驚かされることが多々あります。
営業担当者とBIZナビの魅力向上をテーマに話していても、編集局の人間が考えるのとはまた違った工夫、面白みのあるテーマやコンテンツ案がすらすらと出てくるので、良い刺激を受けています。

ある1日のスケジュールWork flow

  • 日勤

  • 10:00

    出勤。メールチェックや取材、サイトの運営。

  • 13:00

    昼食。外に出て食べることもたまにあります。

  • 14:00

    取材や原稿執筆、サイトの運営。企業の記者会見があれば、録音を文字に起こして全文を掲載することも。

  • 18:00

    退社

  • 夜勤

  • 17:00

    出勤。翌日の朝刊に掲載される経済部出稿の記事をBIZナビで先行公開。手が空いたときに食堂で夕食。

  • 21:00

    翌日の朝刊地方版に掲載される経済ニュースをピックアップ。BIZナビでは翌日5時に公開する。

  • 23:30

    ニュース面で見落とした経済ニュースがないかをチェック。

  • 1:00

    退社

キャリアパスCareer path

  • 2010年8月 北陸本社編集局整理部

    主に地方版担当で能登、加賀、金沢、富山と北陸のさまざまな地域の見出しやレイアウトを考えていました。毎日、広く異なる情報に触れることができる整理の仕事に魅力を感じるきっかけになりました。

  • 2011年8月 名古屋本社松本支局

    警察、市政、大学、スポーツなどを担当。特にJFLからJ2に昇格したばかりのプロサッカーチーム「松本山雅」や、松本サリン事件20年企画の取材に関わったことが印象に残っています。

  • 2014年8月 名古屋本社編集局整理部(途中1年間は組合専従)

    社会面や運動面を担当する「軟派」、1面や経済面などを担当する「硬派」それぞれに在籍しました。世の中のトレンドにしっかり反応する、ニュースを限られた字数の中で的確に見出しにする、そのために毎日が勉強でした。努力をした分だけ紙面という形に表れる仕事にやりがいを感じました。

  • 2022年5月 名古屋本社編集局経済部

    経済部が運営する会員制情報サイト「中日BIZナビ」編集部に在籍し、BIZナビでしか読めないオリジナル記事の執筆のほか、サイトに掲載する経済ニュースの選別など「記者」と「整理」の両方を担っています。

※所属は取材当時のものです。

休日の過ごし方Holiday

幕末が好きなので、その時代の本を読むことが多いです。国内旅行はゆかりの地を巡るため、よく京都に行きます。最近はずっと行きたいと思っていた高知を訪れました。

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