ポーランドはやけになるのか。それとも「名誉のための戦い」に奮い立つのか。その心理、反映としての戦い方はどうなるのか。 自分が、アダム・ナバウカ監督ならと考えてみる。 勝利しても「次」はない。ならば日本がどうしてくるかよりも自分のチームに集中する。
大会前の不安を吹き飛ばし勢いに乗る開催国ロシアと、古豪ウルグアイの1位通過を賭けた一戦は、効果的な戦略としたたかさで違いを見せた古豪の勝利に終わった。 前線に大きなターゲットマンを置きつつチーム全体でのひたむきなハードワークが実って2連勝。
モロッコが何としても勝つんだという気持ちの入ったプレーを見せてくれた。20年ぶりのW杯勝利を目指す強い気持ちもあったと思う。1次リーグ敗退となったが、諦めずに戦う姿勢にとても感動した。苦戦したスペインは、相手にコンパクトに守られると簡単には崩せなかった。
価値ある勝ち点1を手にした。2度リードを許したが、誰一人、下を向く選手がいない。特に2失点目、西野監督は即座に動き、本田を投入。続けざまに岡崎を入れ、2トップに切り替えた。絶対に追いつくんだという姿勢を明確に打ち出し、同点に追い付いた。
強靱(きょうじん)な精神力が本田圭佑を支えているのは間違いない。だが、それだけで1966年W杯以降、史上6人目となるW杯3大会連続ゴール&アシストは生まれなかっただろう。大舞台で必ず顔を出す悪魔のキックは、ブラジルの元10番と酷似していた。
【カザン(ロシア)本紙取材団】日本が2大会ぶりの決勝トーナメントに大きく前進した。24日、1次リーグ第2戦でセネガルに2度リードされながら2度の同点弾で2−2の引き分け。勝ち点4とし、28日のポーランド戦で勝つか引き分ければ決勝T進出が決まる。
素晴らしい戦いだった。日本は2試合を終え勝ち点4。開幕前、誰がこれほどの好成績を予想しただろうか。コロンビアからの勝利は「相手が10人だからできた」という部分も選手の心にあったかと思う。
「オカエリナサイマセ」−。扉を開けると、何やら聞き覚えのある言葉。そう、ここはエカテリンブルクにあるメイドカフェ「HOLY」。 セネガル戦を前に街をぶらついていると、スタジアム近くにそれはあった。
本大会、サッカー界でもグローバル化が急激に進んでいると感じる。例えば、21日のデンマーク−オーストラリア戦。どちらのチームも守備がしっかりと組織され、激しい戦いを繰り広げた。
やはりサッカーは絶対的なチームスポーツ。そう痛烈に感じさせられるアルゼンチンの敗戦だった。初戦のアイスランド戦でも全ての選手がメッシを探し、メッシにボールを渡すことだけを考えているように見えてしまうほど。
コロンビア戦の勝利で、日本代表は一挙に自信を深めたに違いない。自信、そして確信−。短期間に試合が集中するこうした大会では、メンタルが占める重さが非常に大きくなる。日本代表はいま、大きな「武器」を手にした。
アルゼンチンも攻めてはいた。守備はコンパクトにして非常に良くなった。ただどうしても個の力で打開しようとなり、パスワークが少なかった。とくにバイタルエリア(相手ゴール正面のエリア)。メッシも前半はこれまでになく動いて強引に攻めていた。
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