史上初の8強をかけて、MF香川真司(29)が、日本のストロングポイントを結果で示す覚悟を見せた。欧州でも認められた日本の俊敏性と香川のポテンシャル。世界の精鋭が競う欧州で「何が起こるか分からない世界」を体感してきた背番号10には、優勝候補の一角ベルギーを崩…
1本の強烈な矢より、2本の矢が上回った。ウルグアイの強烈なツートップ、スアレスとカバニはそれぞれ類いまれな得点能力を持つだけでなく、自己中心的ではない。点を取らせることもできるのが強みになっている。 先制点の場面は、カバニのサイドチェンジから始まった。
今大会、これまでのベストゲームといっていいのではないか。素晴らしい試合だった。優勝経験国同士の決勝トーナメント1回戦最高の組み合わせとなったフランス−アルゼンチン戦。ロスタイム、最後のワンプレーでアルゼンチンのシュートが枠をとらえきれなかった。
日本にとってW杯3度目の決勝トーナメント。16強の相手は、ベルギーになった。 タレントひしめく好チーム。その多くは、世界最高峰のイングランド・プレミアリーグでプレーする。過去の現地取材で何度も強烈な個性を見せつけられた。
土曜の夜、懐かしい友と会った。スポーツ好きの建築家だ。すぐに聞かれた。「あのサッカーのボール回し、どうなの」。ここは即答できる。 「間違いではない」 詳細は省くが、フェアプレーポイントなるものの存在を含め、あんな状況はまれである。
【カザン(ロシア)本紙取材団】日本が2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を決めた。28日のH組最終戦で、日本はポーランドに0−1で敗れたが、同じ勝ち点4のセネガルと得失点差などでも並び、警告などの数を点数化して順位付けする「フェアプレーポイント」で上位と…
人は欲張りだし、日本人は喜びを爆発させることが苦手なのかもしれない。事前に盤石と言われたドイツさえ最下位で敗退した1次リーグを日本が突破したことは、最高の結果だ。素直に喜んでいいと思う。
西野監督には勝ち運があるのか。はたまた引き寄せるのか。アトランタ五輪の教え子でU−19日本代表の秋葉コーチは言う。「節制とか我慢とか好きですからね。自分を律するのが勝負事に大事だという人です」。白米が大好物だが、大事な試合前に断つのだとか。
ちまたでは西野監督の采配に関して批判的な声も上がっている。しかし、私は全面的に支持する。勝負の世界、結果がすべてだ。ポーランドに敗れて2位突破となったが、この試合の最大の目的は決勝トーナメントに進出することだ。最後に攻めないでボールを回した。
第2戦からイングランドは8人、ベルギーは9人先発を入れ替えて、1、2位を決める試合に臨んだ。控え組同士の真剣勝負だったので、ピッチ上で起きたことより、決勝トーナメントに向けて主力が万全な状態で臨めることがプラスだろう。
猛暑での戦いを日本代表が有利ととらえた第3戦の地ボルゴグラード。気温37度の街中で、同じようにニンマリしているおばさんに出会った。 「クワス」と呼ばれるロシアの伝統的な飲料を売るスタンドで働くエリアナさん(45)だ。「うれしいね。普段の2倍売れているわ」
25日から行われた各組の第3戦は熱戦続きだった。スペインがビデオ判定(VAR=ビデオ・アシスタント・レフェリー)の力で敗退を逃れ、2試合で勝ち点1だったアルゼンチンが生き残り、ブラジルも負けたら敗退という試合をしっかりと勝ち切った。
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