小平と李、認め合う2人 韓国紙報道

2018年2月20日

リンク上で抱き合う銀メダルの李相花選手(左)と小平奈緒選手=18日、江陵で(田中久雄撮影)

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 【平昌(ピョンチャン)=共同】平昌冬季五輪のスピードスケート女子500メートルで小平奈緒選手が韓国の李相花(イサンファ)選手を抑えて優勝したことを受け韓国各紙は十九日、小平選手が競技後、李選手に韓国語で「チャレッソ(よくやったね)」と声を掛けたなどと詳報し、これまで二人が刺激し合って実力を高めてきたとして「ライバルの力」などと伝えた。

 中央日報(電子版)は二人が「まるで一つのチームで金、銀メダルを取ったかのように互いをねぎらった」と表現。李選手が小平選手に寄りかかるように抱き合う写真が、インターネット上で「五輪の意味を伝える写真」「二人のチャンピオンがつくった美しい光景」と称賛されていると伝えた。

 李選手は、インスタグラムに小平選手と並んだ写真と共に「二位でも満足。まだ(世界の)上位圏内にいること(を証明できた)だけでも、良い思い出」と投稿。ファンからは「二人とも尊敬する」などと書き込まれた。

中日新聞 東京新聞

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