歓喜 待ち遠しかった 地元の茅野 大声援

2018年2月19日

小平選手の金メダルが決まり、喜ぶ同窓生や住民ら=茅野市北部中で

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レース前から熱気に包まれた会場=茅野市役所で

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 小平奈緒選手を応援するパブリックビューイング(PV)が、地元の茅野市や所属する相沢病院がある松本市で開かれ、小平選手の熱いレースに大声援を送り、金メダル獲得が決まると歓喜の渦に包まれた。

 小平選手の母校・茅野市北部中学校では生徒や同窓生、住民らが集まり、競技開始前から声援を送った。同校三年で、小学校も豊平小で同じという小林彪吾さん(15)は「得意な500メートルが待ち遠しかった」、北部中三年の柳沢駿さん(15)も「すごい選手。同じ学校なのは光栄」とバルーンスティックを打ち鳴らした。

 小平選手の金メダルが決まると大歓声。小学校や中学校で同学年だった卒業生たちはハイタッチで喜び、北部中の生徒たちはスクリーン前にたくさんの金色のテープを投げて祝福した。

 生徒会役員と学生服を着て、PVの仕切り役と応援団を務めた副会長の岡本太郎さん(14)は「頑張って応援したかいがありました」と汗びっしょりの顔で語った。

 一方、茅野市役所大ホールにも約二百八十人が応援に駆け付け、木やり歌も飛び出すなど熱気に包まれた。

 小平選手の母親と知り合いという会社員西幸一さん(56)は「今日は、てっぺんに立ってくれると思う」、小平選手と幼なじみの市内の会社員柳平高佑さん(30)は「自分の熱いハートを奈緒さんに届けたい」と声援を送り続けた。

 (近藤隆尚、福永保典)

中日新聞 東京新聞

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