小平奈緒選手の銀メダル獲得を祝う懸垂幕が十五日、地元の茅野市役所庁舎に掲げられた。

　小平選手の後援会が制作した。長さ十三メートルで、小平選手の似顔絵と「銀メダルおめでとう」の祝福の言葉が書かれている。昨年十二月の１０００メートル世界新記録樹立と、平昌五輪出場を祝う二つの懸垂幕の横に並べた。

　後援会長の柳平千代一市長は「堂々の銀メダル。日本中に大きな勇気を与えた。次のレースで、てっぺんに上り詰めてくれると思う」と話した。

　市は、二〇一〇年のバンクーバー五輪女子団体追い抜きで銀メダルを手にした小平選手に市民栄誉賞を贈っているが、柳平市長は二度目の授賞を検討していることを明らかにした。平昌五輪最後のレースとなる５００メートルで金メダルに輝いた場合は、祝賀パレードを行う予定だ。