美帆、きょう大一番の1500m 今季W杯4戦全勝

2018年2月12日

練習でヨハン・デビットコーチ(右)と話す高木美帆=江陵で(田中久雄撮影)

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 女子1500メートルは12日に高木美帆(日体大助手)と小平奈緒(相沢病院)、菊池彩花(富士急)が出場する。今季のワールドカップ(W杯)前半戦の4レースを全勝し、金メダルを狙う高木美は11日、レースと同じ夜の時間帯に氷上で30分ほど最終調整した。

 今大会最初のレースとなる小平も氷に乗り、ともに出だしから中盤までのタイムを計るなど、スピード感を確かめた。高木美は最終14組で世界記録保持者のヘザー・ベルフスマ(米国)と同組。菊池は13組、小平は2組に登場する。

 高木美は10日の3000メートルで5位とメダルは逃したが、低地リンクでの自己記録を塗り替えた。短距離のエース、小平は14日の1000メートルに向け、リンクの状態や試合感覚の確認に重点を置きつつ上位をうかがう。

 3000メートルで表彰台を独占したオランダ勢が手ごわい。今季ここまでは目立っていなかったが、五輪に合わせて調子を上げてきた。10日に銀メダルを獲得し、1500メートルも前回ソチ大会2位のイレイン・ブストら実力者がそろっている。

中スポ 東京中日スポーツ

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