ショートトラックリレー 男子1500で日本勢予選落ち 女子3000は予選で惨敗

2018年2月11日

 女子3000メートルリレー予選で日本は斎藤仁美(オーエンス)菊池純礼、伊藤亜由子(以上トヨタ自動車)菊池悠希(ANA)の布陣で2組4着に終わって決勝進出を逃し、5〜8位決定戦に回った。同500メートル予選で菊池純は3組4着で準々決勝に進めなかった。

 男子1500メートル予選で日本勢は準決勝進出を逃した。吉永一貴(愛知・名古屋経大市邨高)が4組で失格し、横山大希(トヨタ自動車)が1組4着、渡辺啓太(阪南大職)が5組4着で敗退した。チェ・ウンソン(北朝鮮)は3組6着だった。林孝峻が開催国の韓国勢で第1号の金メダルを獲得した。 (共同)

吉永 無念の失格

 準決勝進出と思われた直後、場内に無情な宣告がアナウンスされた。ショートトラック男子で期待の18歳、吉永は得意の1500メートルの予選を3着で滑り抜けたが、妨害行為があったとして失格。悔しい五輪デビューに「強引にいきすぎた部分があった」と唇をかんだ。

男子1500メートル予選を終え引き揚げる吉永一貴。失格で予選落ちした=田中久雄撮影

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 力のあるハンガリー選手との激しい3番手争い。スピードの上がった終盤、コーナー入り口で内側のわずかな隙を突いた際に接触し、相手が膨らんだ場面が反則を取られたようで、川崎監督は「ちょっと厳しい(判定)」と残念がった。勝負の5000メートルリレーではアンカーを務めることが濃厚だ。この日は持ち味の積極性が裏目に出た格好で「気持ちがハイになってしまった。地に足をつけた上での攻めを考えないと」と修正を誓った。 (共同)

中日新聞 東京新聞

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