吉永選手の勇姿に声援 尾張旭で市民らTV観戦

2018年2月11日

テレビ中継を見て吉永選手を応援する人たち=尾張旭市の渋川福祉センターで

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 平昌(ピョンチャン)冬季五輪スピードスケート・ショートトラック男子1500メートルに出場した吉永一貴選手(18)=名経大市邨高校、尾張旭市桜ケ丘町=を応援するパブリックビューイングが十日夜、同市の渋川福祉センターであった。

 市が主催し、会場には市民ら約三百人が集まった。予選に挑む吉永選手の競技をテレビ中継で見守り、青色のバルーンを手に声援を送った。午後七時二十分ごろ、第四レースに吉永選手が登場。三位でゴールするとセンター内で歓声が湧き起こったが、直後に失格が伝えられるとため息に変わった。

 吉永選手が同市白鳳小六年時の担任教諭だった浅井義之さん(64)は「五輪に出ただけでもすごいこと。リレーでメダルのチャンスがあるといわれているので、出場したら日本の代表としてメダルを狙ってほしい」と期待を寄せた。長女(6つ)が同小に通う会社員山田聡一さん(45)は「娘のようにこの地域の小さい子どもたちの希望。次の活躍に期待している」と語った。

 吉永選手は、メダルの期待がかかるショートトラック男子5000メートルリレーなどに出場する可能性がある。

 (村松秀規)

中日新聞 東京新聞

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