団体女子SPは宮原 公式練習では3つのジャンプに成功

2018年2月10日

公式練習で調整する宮原知子=田中久雄撮影

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 【江陵=原田遼】国際オリンピック委員会(IOC)は10日、11日に行われる団体戦女子ショートプログラム(SP)、アイスダンス・ショートダンスのメンバーを発表し、日本は女子に宮原知子(関大)を選んだ。アイスダンスは村元哉中、クリス・リード組(木下グループ)。日本は9日の男子SPで宇野昌磨(トヨタ自動車)が1位となるなど、2種目終了時点で計13点の3位につけている。

 この日、午前に会場で練習した宮原は曲をかけた練習で三つのジャンプを全て決めるなど好調。「頑張ります」と意気込んだ。女子SPには世界女王のエフゲニア・メドベージェワ(OAR)や、ケイトリン・オズモンド(カナダ)、カロリナ・コストナー(イタリア)ら強豪がそろった。

◆田中、いい仕上がり

 田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)が江陵アイスアリーナ内の練習リンクで調整し、4回転サルコーなどを確認した。8日に韓国入りしており、「体も調子も落とすことなくこちらに来た。試合までキープしたい」と仕上がりの良さを強調した。

 団体戦では12日の男子フリーでの起用が確実。右足首のけがで団体戦を回避したエース羽生と同学年の23歳は「もし選ばれたら全力で挑みたい」と決意を語った。

中日新聞 東京新聞

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