小平選手へ寄せ書き 長野・茅野、小中生100人

2018年2月10日

寄せ書きがしたためられた旗を柳平市長から受け取る小平選手の母光子さん(左)=長野県茅野市役所で

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 平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスピードスケート女子に出場する小平奈緒選手(相沢病院)の活躍を期待し、出身地である長野県茅野市の五輪・パラリンピック出場選手後援会は九日、市内のスケート場を利用する小中学生らが応援メッセージをしたためた旗を、応援のために現地へ赴く母光子さん(62)に贈った。

 旗は縦一メートル、横一・六メートル。中央にスケート選手のシルエットをデザインし、下部に「てっぺんへ 小平奈緒」の大きな文字が書かれている。周囲は、同市運動公園国際スケートセンターを利用する子どもたち百人余りによる寄せ書き。「金メダルを取って」「世界の頂点へ」「大輪の花を咲かせて」といったメッセージが目立つ。

 この日は、同後援会長の柳平千代一市長が市役所で光子さんに旗を渡した。光子さんは「娘も子どもが大好き。力になると思う」と話していた。

 (近藤隆尚)

◆PVで声援送ろう まつもと市民芸術館で開催

 平昌冬季五輪のスピードスケートに出場する小平奈緒選手を応援しようと、松本市は小平選手のレースのパブリックビューイング(PV)を、同市深志のまつもと市民芸術館で開く。

 PVは十四日の女子1000メートル(午後七時半〜八時半)と、十八日の同500メートル(午後九〜十時)の二回。開場時間は、十四日が午後七時、十八日が午後八時半。

 事前申し込みは不要で、参加無料。定員は二百五十人で、先着二百人には応援用のスティックバルーンが配られる。

 市の担当者は「松本に縁の深い選手。皆で力を合わせて小平選手が良い結果を出せるように応援したい」と呼び掛けている。

 (水田百合子)

中日新聞 東京新聞

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