宮原、リハビリ仲間・菜那と共闘 本番リンク好感触
2018年2月9日
メインリンクで調整する宮原知子(高部洋祐撮影) |
日本のエースがリハビリ仲間を応援する!? フィギュアスケート女子で全日本選手権4連覇の宮原知子(19)=関大=が8日、本番会場で初めて練習。韓国入りした前日も練習したが、場所はサブリンク。同じ会場で開催された昨年2月の四大陸選手権は左股関節疲労骨折で欠場していただけに、会場内を確かめるように滑った。
「体の動きはすごく良くて、あとは氷に慣れることだけど、すごく滑りやすかった。あまり(足を)押さなくても滑る感じ。ワクワクします」
到着したばかりの前日は、選手村のレストランで他国のフィギュアスケート選手にあいさつすると、その後は宿舎でスピードスケート陣と遭遇。昨年のリハビリ時に知り合った高木菜那(日本電産サンキョー)と「しっかり話す時間はなかったけど、また会えたらいいね」と話したという。
「試合に行けるか分からないけど、見に行きたい」。ちなみに団体戦出場後はいったん帰国する予定だが、女子SPがある21日の夜には高木菜が出場するマススタートがある。フリーが中1日の23日だけに、実現する可能性はありそうだ。 (兼田康次)