熱い思い、小平選手へ 長野・茅野市民ら現地応援団結団

2018年2月7日

記念写真を撮る応援団の人たち=茅野市役所で

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 スピードスケート女子代表で、茅野市出身の小平奈緒選手(相沢病院)を現地で声援しようと、同市役所で五日夜、応援団の結団式が開かれた。市民ら六十人で構成し、十八日に現地入りする。

 結団式は同市観光協会が企画し、五十人が参加した。応援団長の柳平千代一市長は「奈緒選手は品のいい滑りをするので、私たちも品のいい応援でいこう」と呼び掛けた。続いて応援練習を行い、大きな掛け声や木遣り歌で盛り上がった。

 一行は十七日に同市を出発、十八日午後八時から現地で500メートルレースを観戦する。小平さんの中学校時代の担任、伊藤正陽(まさあきら)さん(66)は「奈緒さんは間違いなくてっぺんにのぼってくれると思います」と期待を込めて話していた。

(福永保典)

◆日の丸にメッセージを 茅野市役所で掲示

来庁者がメッセージを書き込むことができる応援旗=茅野市役所で

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 茅野市観光協会は六日、来庁者が小平奈緒選手へのメッセージを自由に書き込むことができる応援旗を、市役所一階ロビーに掲示した。

 観光協会は小平選手が十八日に出場する500メートルのレースの観戦ツアーを企画。現地で応援旗を掲げて声援を送ることにしている。

 日の丸をモチーフに、「てっぺんへ 小平奈緒」と活躍を祈る言葉を添えた応援旗には早速、「理想を現実に」「金メダルはすぐそこ」などのメッセージが寄せられた。

 観光協会は「応援に行くことができない市民の皆さんの気持ちを届けたい」と、多くの書き込みを呼び掛けている。応援旗は十六日まで掲示する。

(中沢稔之)

中日新聞 東京新聞

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