亜由子「私の好きな氷」 男女ショートトラック陣が駆けつけ練習

2018年2月5日

韓国入り後、すぐに練習する伊藤亜由子(左)と菊池悠希=江陵で(田中久雄撮影)

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 駆けつけ練習で好感触。スピードスケートの男女ショートトラック陣は夕方に江陵市の選手村に到着すると、午後7時から日本選手団の先陣を切って練習。氷の感触を確かめたが、3大会連続の五輪出場となる伊藤亜由子(トヨタ自動車)は手応えをつかんだ。

 「私の好きな氷です。アジア圏の人には有利かなと思う。日本の氷に近い。ソチ(五輪)のときは全然違いますね」

 この日は到着即練習とあって、他の選手のユニホームや、伊藤のスケート靴が遅れて届くドタバタ劇。それでも3000メートルリレーで5位に終わったソチ五輪のときと違う氷の質に笑顔になった。欧州のリンクはパワーが必要だが、普段練習しているリンクと同じことが好影響のようす。「私もこの氷は好きです」と神長汐音(小海高)。10日の3000メートルリレー予選では好結果が期待できそうだ。

吉永「攻め続けたい」

 ○…ショートトラック男子の吉永一貴(名古屋経大市邨高)も五輪会場での初練習に参加。「初日にしてはいい感覚」と手応えをつかんだ。18歳の高校3年生ながら日本のエース格として挑む今大会、「攻め続けたい。とにかく一つ一つのレースで1位を取りたい」と気合を入れた。

中スポ 東京中日スポーツ

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