美帆、日本のメダル1号狙う 大会2日目の女子3000m出場
2018年2月5日
韓国に到着し、報道陣の質問に答えるスピードスケートの高木美帆(共同) |
中長距離のエースの頭には開幕ダッシュしかなかった。大会2日目の女子3000メートルから計4種目に出場する高木美は、日本勢のメダル第1号になることを誓った。
「私の中ではメダルを取ることによって、日本にいい流れを呼び込みたいという気持ちがある。ただ、メダルはそんなに甘いものじゃない。雑念を省いて、やるべきことに向き合いたい」
今季W杯3000メートルは2レースに出場して4位と優勝。W杯4戦4勝の1500メートルほどの強さはないが、十分にメダル圏内だ。2日目の10日は男子ジャンプノーマルヒルなどとともに最初にメダルが確定する日。確かにメダルをゲットすれば日本チームにも自分にとっても勢いがつく。
「気持ちはすごく落ち着いている」。最大4つのメダルが期待される23歳は心身ともに充実している。