須崎・木原組は悔しい8位 自己ベスト更新も…反省

2018年1月27日

ペア・フリー演技する須崎(左)、木原組(共同)

写真

◇四大陸選手権

 笑顔で本番に向かうことはできなかった。須崎、木原組は、100・32点だったフリー、157・27点の合計ともに自己ベストを更新。だが、同じように自己ベストを更新したSP後とは表情が違った。

 「全日本(選手権)のときと比べて内容が落ちた。100点には乗ったけど、この点数じゃ厳しいなと感じた」と木原。冒頭の3回転ルッツは須崎が転倒。その後、2つのスロージャンプで着氷が乱れた。須崎も「1度もきれいに決まらなかったのは悔しい。緊張はしていなかったけど、それがかえってミスにつながった」と反省した。

 中京大在学中にペアに転向してソチ五輪に出場した木原と、中京大中京高1年でペアに転向した須崎。結成3年目の2人は米デトロイトを練習拠点に鍛えているが、試合経験となると浅い。この日は6分間練習の直後に演じる1番滑走。「(演技前に)やることが多いのに、1番滑走で焦ってしまった」と木原。五輪への課題が残った。

 「団体戦ではみんなの力になりたい。個人戦では前回(のソチ五輪で)フリーに進めなくて悔しい思いをした。今回も厳しいかもしれないけど、自信を持ってやりたい」と木原。大会後は時差を考慮して五輪まで名古屋を拠点に調整する。地元で英気を養い、課題を克服して挑みたい。

中スポ 東京中日スポーツ

※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。

Search | 検索