宮原、涙の3位「自分の弱さが原因」

2018年1月27日

表彰式後の記者会見で涙をぬぐう3位の宮原(右)。中央は優勝した坂本、左は2位の三原=台北で(共同)

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◇四大陸選手権

 日本のエースは悔し涙で五輪前哨戦の幕を閉じた。SP首位の宮原は記者会見の途中に言葉に詰まると「すみません」と涙を流した。後半の3回転サルコーで転倒したことも響いて合計207・02点の3位。悔しさを抱えて大舞台に乗り込むことになった。

 「ここに来てあまり自信がなくて…。それが一番の原因かな。どんな状況でもやれるのが強い選手。自分の弱さが一番の原因」。左股関節疲労骨折からの復活を目指す今季、年明けに1週間休んだが「足は問題ない」という。前日に左足甲の炎症もあったが「それも問題ない」。それよりも台湾入りしてジャンプの不調を修正できず、弱気だったことを反省した。

 試合後、浜田美栄コーチから「情けない」と叱咤(しった)された。それは自分も分かっている。ここで流した悔し涙を決して無駄にはしない。

中スポ 東京中日スポーツ

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