神岡から岩本選手応援 ノルディック男子10キロ
2018年3月18日
岩本選手を応援する(前列右から)母の智恵子さん、弟の悠吾さんら=飛騨市神岡町船津の船津座で |
韓国・平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックで十七日、ノルディックスキー距離男子の10キロクラシカル(立位)に出場した岩本啓吾選手(22)=東京美装興業=の地元飛騨市神岡町で、家族や住民たちが中継映像を見ながら応援した。
岩本選手は、今大会唯一の県内出身者。前回のソチ大会に続いて出場している。
神岡町の船津座に母の智恵子さん(47)や双子の弟悠吾さん(22)、生まれ育った同町山之村地区の住民ら約六十人が集まった。備え付けの大型スクリーンに岩本選手が映し出されると、大きな歓声が上がった。
結果は28分13秒4の記録で二十三選手中、十八位。三重県伊勢市から駆け付けた悠吾さんは「四年前(ソチ)に比べて、力強い滑りになったと思う。次の北京大会も出場して頑張ってほしい」と話していた。
(浜崎陽介)