スキー森井選手の健闘後押し 豊田の映画館でPV

2018年3月18日

森井選手に声援を送る人たち=豊田市駅前のキタラで

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 平昌冬季パラリンピックのアルペンスキーの男子回転(座位)に出場した森井大輝選手(37)=トヨタ自動車=を応援するパブリックビューイング(PV)が十七日、豊田市駅前の再開発ビル「KiTARA(キタラ)」の映画館であった。

 森井選手は二〇一四年からトヨタ自動車に所属し、使用するチェアスキーの開発には同社の技術者も関わっている。PVは「市わがまちアスリート」に認定されている森井選手を後押ししようと、市が二カ所で開いた。

 競技が始まると、集まった市民六十人がスティックバルーンをたたきながら懸命に応援。四位入賞が決まると「よく頑張った」と大舞台での健闘をねぎらった。

 森井選手の同僚でチェアスキーの開発にも関わった前田和宏さん(55)=みよし市三好丘=は「目標の金メダルには届かなかったが、果敢に戦う姿勢を見せてくれて、自分も励まされた」と話していた。

 (土屋晴康)

中日新聞 東京新聞

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