深谷出身・村岡桃佳選手 銀メダルに地元「誇らしい」

2018年3月11日

 「すごい」「誇らしい」。平昌冬季パラリンピックで10日、アルペンスキー女子滑降座位で銀メダルに輝いた村岡桃佳(ももか)選手(21)の生まれ育った深谷市では、同級生や母校から喜びの声が上がった。

 小中学校の同級生で友人の大学3年矢都木悠河(やとぎゆうが)さんは「メダルを取れると信じていたが、やっぱりすごい」と感嘆した。「子どものころから足が不自由だと感じさせず、元気で逆立ちも披露してくれた」と振り返った。

 村岡選手が3年間過ごした私立正智深谷高校の世佐木佳紀(せさきよしのり)教頭は「勉強もでき努力家。とても誇らしい」とかみしめるように語った。

 平昌で観戦した小島進市長は「感動した。市民皆で応援している。さらなるメダルを期待している」との談話を寄せた。上田清司知事も「果敢に攻める滑りは県民、日本中の人々に夢と感動を与えた」とのコメントを発表した。

中日新聞 東京新聞

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