平昌、極寒のち雪解け? 氷点下3〜5度で開会式を不安視

2018年3月9日

平昌冬季パラリンピックの開幕を待つ開会式会場(右奥)周辺。ここ数日の冷え込みで山間部の平昌は雪景色となった=9日(共同)

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 【平昌=上野実輝彦】平昌冬季パラリンピックの期間中、現地の天候に懸念が出ている。

 韓国気象庁は、開会式が始まる9日夜の平昌の気温が氷点下3〜5度まで下がると予報。大雪のため「危険な天候」になるとしている。パラリンピック組織委員会は、体感温度が氷点下12度程度になるとみて、暖かくして来場するよう注意を呼び掛けている。

 一方で、10日以降は気温が上昇。大会期間中の最高気温は10〜15度程度まで上がる見通しだ。雪が解けて水たまりができる恐れもあり、組織委は人工雪を増やして対応する。

 距離に出場する新田佳浩選手は「時間帯によってアイスバーンになる懸念がある。条件によってワックスを選ぶなどしっかり準備していく」と話す。

中日新聞 東京新聞

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