
韓国で琴を披露「心に残る演奏を」 長野・飯田高邦楽班が意気込み
2018年3月7日
琴を弾く手の形をつくって韓国での公演に意気込む飯田高邦楽班員ら=県庁で |
![]() |
平昌パラリンピックの関連行事で琴の演奏を現地で披露する飯田高校(飯田市)邦楽班の一、二年生十八人が五日、県庁に中島恵理副知事を訪ね、班長の二年川上虹歩さん(17)が「聴衆の心に残る演奏をしたい」と意気込みを語った。
邦楽班は九、十日に氷上競技が繰り広げられる韓国・江陵(カンヌン)市の会場で「さくら21」や朝鮮半島を代表する民謡「アリラン」など四曲を披露。安曇野の春を待ち焦がれる心境を歌った唱歌「早春賦」も紹介する。
川上さんは「県代表としてふさわしい行動、態度で他国の方とも交流したい」と話した。副部長の二年岡田妃梨乃(ひなの)さん(17)は「聴衆に楽しんでほしい。私たちも演奏を楽しむ」と語った。
中島副知事は「県は平昌のある江原道(カンウォンド)と交流を深めている中で、皆さんの演奏は意義深い。練習の成果を出し、いい経験にしてください」と激励した。
(渡辺陽太郎)

