日本選手団が帰国の途 高木美「濃い時間」 羽生「感慨深い」

2018年2月26日

26日、帰国のため韓国東部の襄陽(ヤンヤン)空港に到着したカーリングの(右から)本橋麻里、吉田知那美、吉田夕梨花、藤沢五月、鈴木夕湖の各選手=共同

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 【平昌=共同】平昌冬季五輪で17日間の戦いを終えた日本選手団が26日、襄陽(ヤンヤン)空港発のチャーター機で韓国を離れ、帰国の途に就いた。スピードスケート女子の団体追い抜きなど3種目で金、銀、銅のメダルを獲得した高木美帆選手(日体大助手)は出発前に取材に応じ「いろいろと濃い時間を過ごせた」と感慨深げに話した。

 カーリング女子で銅メダルに輝いたLS北見のスキップ、藤沢五月選手は「あっという間だった。終わってしまうと寂しい。やっぱり早く地元に帰りたい」と笑顔で話した。

 スピードスケート女子の500メートルで頂点に立った小平奈緒選手(相沢病院)や2種目制覇を果たした高木菜那選手(日本電産サンキョー)はリラックスした表情。フィギュアスケート男子で2連覇した羽生結弦(はにゅうゆづる)(ANA)選手は前夜の閉会式について「楽しかった。感慨深かった」と話した。

 日本は金4、銀5、銅4のメダル13個で、冬季で最多だった1998年長野五輪の10個を上回る好成績を残し、2年後の夏の東京五輪へ弾みをつけた。

中日新聞 東京新聞

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