<ぴょんぴょん平昌> スンドゥブ完食できず…アジュンマ、ミヤネヨ
2018年2月26日とうとう閉幕した。あっという間の17日間だった。昨年2月にプレ五輪大会の取材に来て、勝手知ったる江陵の鏡浦(キョッポ)周辺の繁華街は、五輪特需に沸くほどでもなかったが、にぎわいを見せていた。
昨年通ってなじみになった地元家庭料理のお店に顔を出したら、アジュンマ(おばさん)が覚えていてくれて、「オリンピックで来たの?」と聞かれ、「そうです」と答えると「よく来たね」と笑顔で招き入れてくれた。
江陵の名物はスンドゥブ(辛いおぼろ豆腐)。その定食を頼んで出てきたスンドゥブチゲはもちろん、キムチやナムルなど8種類も出てくる手作りのパンチャン(小皿のおかず)が絶品なのだ。残すのはしのびなかったが、あまりの量に食べきれなかった。「アジュンマ、ミヤネヨ(おばさん、ごめんなさい)」
(辛仁夏)