笑顔五重奏 「銅」のカーリング女子ら会見

2018年2月26日

銅メダルを掲げ笑顔のカーリング女子日本代表。(左上から時計回りに)本橋、藤沢、吉田夕、吉田知、鈴木の各選手=江陵で(共同)

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 平昌五輪で24日にスピードスケートの新種目マススタートで金メダルを獲得した高木菜那選手(25)と、カーリング女子で銅メダルのLS北見の選手らが25日、記者会見で喜びを語った。

 菜那選手は団体追い抜きに続く金メダル。今大会、個人と団体で計3つのメダルを手にした妹の美帆選手を含む団体メンバーも会見に出席した。

 初代女王となった菜那選手は「予想どおりの展開になり、最後のスプリントで勝てた。優勝はうれしいが、まだ実感がない」と笑顔で語った。「スピードスケート競技で妹が最初にメダルをとったおかげで全体が波に乗れた。刺激になった」と妹をたたえた。

 美帆選手は「どの種目もレースに向き合って挑めた。特に団体は金を狙っていたので、応援やサポートしてくれた人への思いを結果として出せた」と喜んだ。

 カーリング日本勢初のメダルとなったLS北見の藤沢五月選手は会見で「大会を通じていい試合ができて誇りに思う。メダルはチームでやってきたことが間違いではなかったという証明」と振り返った。表彰式で銅メダルを掛けられた吉田知那美選手(26)は「30年遅れていると言われていたアジアがこういうふうに国旗を2つも揚げられたことは励みになった」と話した。 (鈴鹿雄大)

中日新聞 東京新聞

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