<ぴょんぴょん平昌>美女軍団の衝撃と出場枠の「うーん」

2018年2月24日

 閉幕が近づいてきた今大会にあって、考えさせられたことがある。「やっぱりどうかと思いますよね。ウチも含めて枠が欲しい国はありましたから」。北朝鮮の選手が滑る姿を見て、スピードスケート・ショートトラックの川崎努強化部長がポツリとつぶやいた。

 開幕直前、北朝鮮の選手が急きょ出場することが決まった。その中で同競技も男子2選手が出場。ただ、いずれも出場枠を決める昨年末のW杯で枠を取っていなかった。すべての枠を確保できなかった日本を含め、他国からすれば複雑な心境になるのは理解できる。

 ルールは守るべきだと思う。その一方「五輪は難民選手団など、スポーツを通して社会をよくする役割を担っているんですよね」とJOCの広報担当者が言うように、IOCの意図も分かる。うーん。ただ一つ言えることは…。会場で応援していた美女軍団の美し過ぎる歌声は衝撃的だった。 (兼田康次)

中スポ 東京中日スポーツ

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