<カーリング>韓国「チーム・キム」大人気 1次Lは日本戦以外全勝

2018年2月23日

公式練習で調整する韓国カーリング女子のスキップ、金ウンジョン。「眼鏡先輩」の愛称が定着した(共同)

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 韓国が快進撃中だ。世界ランキング8位ながら1次リーグは同6位の日本戦の1敗だけ。1〜5位を全て破って首位通過し、初めて4強入りした。これまで競技になじみが薄かった韓国で「カーリング・シンドローム」(中央日報)と称される社会現象を巻き起こしている。

 控えを含めた5選手とコーチの全員が「金」姓で「チーム・キム」と呼ばれる。中でも注目を集めるのが27歳のスキップ、金ウンジョンだ。

 冷静な表情と眼鏡姿に魅了されたファンが急増し「眼鏡先輩」の愛称が定着。リードの金ヨンミの名前を叫んで指示することが多く「ヨンミ!」は「流行語」(聯合ニュース)だ。20日の米国戦で大量4点を導いた一投は「マジック・ショット」と大きく報じられた。

 23日の準決勝は日本との再戦。LS北見は全員が北海道北見市出身だが、韓国のレギュラー4人もカーリングの競技場がある南東部・義城(ウィソン)出身で、チームワークでは引けを取らない。金ウンジョンは「カーリングがどういう競技なのか、知ってもらえるチャンスにしたい」と静かに燃えている。 (共同)

中スポ 東京中日スポーツ

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