<ぴょんぴょん平昌>バスの車内が暑い上にうるさくて…

2018年2月23日
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 ああ暑い…。「寒い」でおなじみの平昌五輪だが、会場間をつなぐメディアバスのエアコンの熱風がすさまじい。宿からフィギュアスケートなどが行われる江陵アイスアリーナまで片道2時間半、3回の乗り継ぎを要する僕にとって、バスは安息のひととき…、になるはずだったのだが。目的地に着く頃にはすでに汗びっしょりだ。そして悩みの種がもう一つ。

 「アイゴー!」。バス前方のワイドテレビから、韓国語の感嘆詞が大音量で響き渡る。まぶしいカクテル光線の中アイドル歌手が踊っていると思えば、スポーツニュースではアナウンサーが自国選手の奮闘を絶叫する。しかもすべての座席上部にスピーカー付き。もちろん音量調節などできない。

 すべては外国人報道陣をもてなしたいという一心からなのか…。しかし過剰なサービスは僕の睡眠時間を奪っていく。ほら、現場で他紙のカメラマンと並んで居眠りしているところを、謎のイタリア人カメラマンに激写され笑われちゃってるじゃないか…。(高部洋祐)

中スポ 東京中日スポーツ

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