<ぴょんぴょん平昌>独特なフィギュアスケートのコーチ

2018年2月19日

団体女子SPの演技前、宮原知子(右)と額を合わせる浜田美栄コーチ=平昌で(田中久雄撮影)

写真

 スポーツの世界でフィギュアスケートは独特だ。というのも、前日の男子シングルで銀メダルの宇野も、女子シングルに出場する宮原も、コーチは幼少時から大学生の現在まで同じ。野球やサッカーなどのチーム競技はもちろん、個人競技でも例は少ない。

 「確かに少ないかも。ただ、途中でコーチを替えたりする子も多いけどね」と教えてくれた浜田美栄コーチは、宮原が小学2年から指導。指導をする上で気を付けていることは「いつまでも子どものころと同じ『知子ちゃん』じゃ良くない。大人扱いするようにしている」と話してくれた。

 ちなみに、感動的な連覇を飾った羽生を指導するカナダ人のブライアン・オーサーコーチは、他に韓国、スペイン、カザフスタンなどの選手も指導していて今大会は韓国代表のジャージーを着ていた。これまた、他競技を考えるとかなり珍しい。 (兼田康次)

中スポ 東京中日スポーツ

※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。

Search | 検索