平野、スケボーで東京五輪挑戦も 「銀」獲得の渡部暁と一夜明け会見

2018年2月15日

銀メダル獲得から一夜明けて行われた会見でポーズをとる渡部暁斗選手(左)と平野歩夢選手=15日、平昌で(潟沼義樹撮影)

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 【平昌(ピョンチャン)=鈴鹿雄大】平昌五輪で14日に銀メダルを獲得したノルディックスキー複合個人ノーマルヒルの渡部暁斗選手(29)=北野建設=と、スノーボード男子ハーフパイプ(HP)の平野歩夢選手(19)=木下グループ=は一夜明けた15日、記者会見で喜びと金メダルを逃した悔しさを語り、次の目標に意欲を見せた。

 終盤まで優勝争いを繰り広げた渡部選手は「チーム一丸でつかんだメダルは喜びと安心感が半分、目標の金メダルを取れなかったので悔しさが半分」とレースを振り返った。

 20日の個人ラージヒルに向けて「金メダルへ再挑戦したい。もっと良いジャンプ、もっと良い走りができる。細かいところを修正していく」と意気込んだ。

 逆転で優勝を逃している平野選手は「目の前に金メダルの可能性があったので素直に受け入れる部分と悔しい部分がある。またリベンジしたい」と頂点に届かなかった無念さを口にした。

 金メダルに足りなかったのは着地の完成度と高さだったとして「もう少し得点を伸ばせた」と悔いを語り、「今後、世界で戦うには4回転の技が3つは必要になる」と課題を挙げた。

 2020年の東京五輪のスケートボード競技での出場にも言及し「はっきり決めていないが、可能性があるなら」と話した。

 米国メディアによると、優勝したショーン・ホワイト選手(米国)も、同様の挑戦を検討しているという。

中日新聞 東京新聞

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