カナダ急造ペアが初代王座 カーリング混合ダブルス

2018年2月14日

金メダルを獲得し、喜ぶカナダのローズ(左)とモリス=13日(共同)

写真

 混合ダブルス決勝は、急造のカナダペアが昨年の世界選手権を制した本職のスイスペアを圧倒。前回ソチ五輪で優勝したローズは「再び素晴らしい栄誉を得られた」と喜びに浸った。ルールに違いはあるが、五輪で頂点に立った技術と経験が武器となった。

 第3エンドには4得点。モリスがハウス(円)中央のスイスのストーンをはじき出すとともに、投じた石を別の石の間に滑り込ませる「ヒットロール」に成功。最後はローズが絶妙な玉突きショットを決めた。2010年バンクーバー五輪金メダルのモリスは「4人制より攻撃的。攻撃が最大の防御となった」と胸を張った。

 ともにチームでの平昌五輪出場が途絶えたためコンビを結成。本格練習は約30分だったが、1月の代表決定戦を制した。連係不足の懸念をぬぐい去り、五輪初代王座に就いた。 (共同)

中日新聞 東京新聞

※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。

Search | 検索