<ぴょんぴょん平昌>スポンサー広告がないと思いきや…
2018年2月14日
会場内のマクドナルド(兼田康次撮影) |
45歳で初めて体験する五輪取材は新鮮なことだらけ。まず驚かされたのがフィギュアスケートの会場だ。どんな大会でもリンクサイドの壁は企業の広告でいっぱいだったが、五輪会場は一切なし。実はこれ、常識らしい。
「五輪は選手が主役。だから一切の宣伝は認めていないんですよ」と日本オリンピック委員会(JOC)の広報担当者が教えてくれた。だが、五輪を運営するには企業のサポートが必要。そこでオフィシャルスポンサーのみを優遇しているのだ。
思えばフィギュア会場やスピードスケート会場が集まる江陵オリンピックパーク内の出店はスポンサー企業のみ。食堂も、1年前のプレ大会は韓国料理の屋台村があったが、今回はない。しかもパーク内への手荷物検査は厳しく、飲料やパンなどの食料品を持ち込めないから…。とりあえずマクドナルドばかりの生活です。 (兼田康次)