<ぴょんぴょん平昌>バス大国のはずが…輸送はグダグダ

2018年2月11日

平昌冬季五輪の開会式の後、帰りのバスを待つ人たち=9日夜(共同)

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 16年前の釜山アジア大会でもひどい目に遭ったが、輸送問題にまたも泣かされている。開会式があった9日、平昌は厳戒態勢が敷かれた。通れるはずの道が封鎖されたり、あるはずのシャトルバスが突然に運行しなかったりと大混乱。江陵から平昌まで、通常は車で40分程度だが、この日は5倍の時間がかかった。

 開会式6時間前の午後2時に江陵からシャトルバスに乗り、平昌のメインプレスセンターまで、乗り換え1回で済むはずが、2回の乗り換えを指示され、揚げ句に運休が判明。仕方なく、別路線のバスに途中まで乗せてもらい、極寒の中を40分ほど歩いて目的地にたどり着いたのは午後5時20分だった。

 都会も地方も、韓国は日本をしのぐバス社会なのだが、巨大イベント開催時のバス運行システムは混乱が付き物で何だか残念だ。 (辛仁夏)

中スポ 東京中日スポーツ

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