愛知県図書館に冬季五輪特設コーナー
2018年2月10日
冬季五輪に関連する本を集めた特設コーナー=名古屋市中区の県図書館で |
九日に開幕した平昌(ピョンチャン)冬季五輪をもっと楽しんで観戦してもらおうと、名古屋市中区の愛知県図書館が五輪に関連する書籍やCDを集めた特設コーナーを設けている。
一階ロビーには「冬季オリンピックを十倍楽しく観る」と銘打って、歴代の出場選手の自著や写真集、冬季五輪の歴史や開催国の韓国を紹介する本、冬季五輪の競技をテーマにした小説など百十冊を集め、貸し出している。館内の関連する本が一堂に並び、普段は探さないと出合えない本も気軽に手に取れる。
一階AV室には、フィギュアスケート競技で使用される曲を収録したCDを集めた「銀盤を彩る名曲」コーナーも設けた。宇野昌磨選手がショートプログラム(SP)で使用するビバルディの「四季」をはじめ約百五十点のCDを収集し、貸し出している。
企画した同館司書の荻田政範さん(54)は「いろいろな角度から、大会を楽しんでほしい」と狙いを話す。
書籍は二十八日、CDは三月二十九日まで特設コーナーで展示する。毎週月曜(祝日の場合は翌日)と三月一〜十五日休館。
(河合正則)