<平昌便り> ボランティアも奮闘
2018年2月10日
会場準備をする韓国人ボランティア=平昌で |
平昌冬季五輪のボランティアは、灰色とピンク色のおそろいの服を着ている。大会組織委員会が用意したウエアは米国のアウトドアブランド「ノースフェイス」の特別モデルで、ひと目でわかる。
ボランティアは案内や競技会場の準備などを手伝っている。学生からお年寄りまで幅広い層がシフト制で働いている。
ある女性ボランティアのシフト表を見せてもらった。20日間の滞在中、勤務は16日。1日平均9時間の勤務は日付をまたいだ夜勤もあり、なかなか忙しそうだ。
「貴重な経験がしたい」「韓国を盛り上げたい」。参加の動機はさまざまだが、彼らの思いが確かに五輪を支えている。
(平昌、鈴鹿雄大、写真も)