三沢選手「メダル欲しい」 菅平でスキー選手ら合宿

2018年2月6日

急斜面のコースを滑走する合宿の参加者=上田市で

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 日本障害者スキー連盟のアルペンスキーチーム強化合宿が五日、上田市菅平高原のスキー場で始まり、平昌パラリンピック出場が内定している選手三人を含む七人が調整した。

 合宿は九日までで、今月十九〜二十三日にも実施する。海外遠征中の三人も合宿に加わる予定だ。

 この日は、平昌パラで日本代表入りがほぼ確実な松本市出身の三沢拓(ひらく)選手(30)=SMBC日興証券=らが参加。急斜面のコースを四〜五回滑走した。

 三沢選手は昨年十二月、海外の大会で左脚を骨折。先月三十一日に雪上の練習を再開したばかりだが、今月三日に合宿と同じスキー場で開かれた障害者アルペンスキー・ジャパンパラ大会の大回転の男子立位で優勝した。

 「左脚に違和感はなく、状態はいい」と手応えを語る。けがの影響で代表内定は見送られたが、三日の優勝で代表入りはほぼ確実。「入賞はどうでもいい。メダルが欲しい」と平昌に向けて意気込んでいる。

 (渡辺陽太郎)

中日新聞 東京新聞

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