
所属会社でPVも検討 スキー複合・永井秀昭選手
2018年2月6日
W杯複合個人第3戦の複合個人。後半距離で力走する永井選手(右)=2017年11月26日、ルカで(共同) |
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永井選手は岩手県八幡平市出身で、三十歳を過ぎた前回に五輪初出場を決めた苦労人だ。
永井秀昭選手 |
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早稲田大を卒業後は所属先が見つからない時期もあったが、ぎふ清流国体を前にスキークラブを創設した岐阜日野自動車(安八町)へ二〇〇八年に入社し、住所地も大垣市に移した。その後、全日本選手権や国体で優勝を重ねて頭角を現し、ソチ五輪では団体五位入賞に貢献した。
二大会連続の出場に向け、同社のウェブサイトで「ここまでのW杯の戦いの状況からギリギリでの選出となりました。選出していただいた以上は必ず調子を上げ、平昌五輪での活躍を目指します」とコメントを出している。
岐阜日野自動車総務部長でスキークラブの後藤徹事務局長は「競技に対してストイックな選手。良い結果が出るとうれしい」と期待を寄せる。競技に出場する場合、同社でパブリックビューイングも検討している。

