開幕秒読み ムード高まる 北朝鮮選手が韓国に到着

2018年2月2日

平昌冬季五輪の選手村開村式で、風船を手に並ぶボランティアの女性ら=1日、韓国・平昌で(共同)

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 【襄陽(ヤンヤン)=共同】9日開幕の平昌(ピョンチャン)冬季五輪に出場する北朝鮮選手10人が1日午後、北朝鮮東部、馬息嶺(マシクリョン)スキー場での南北合同練習を終えて帰還する韓国側選手らと共に空路で韓国入りした。アイスホッケー女子の12人は既に韓国入りしており、22人全員が韓国に到着。各国選手団が滞在する選手村も1日、開村し、北朝鮮国旗も掲げられた。2日で開幕まで1週間となり、五輪ムードが高まってきた。

 選手団長を務める元吉友(ウォン・ギルウ)体育次官やコーチら22人も同行。選手らは到着先の韓国東部、襄陽の空港から移動し、スケート競技会場がある北東部、江陵(カンヌン)の選手村に入った。

 アイスホッケー女子の選手や監督ら15人と合わせ、北朝鮮選手団は計47人となった。

 北朝鮮選手はアイスホッケー女子のほか、スケート競技ではフィギュアスケートのペアとスピードスケート・ショートトラック男子に出場。スキー競技にはスキー距離の男女とアルペンの男女大回転などに参加する。

中日新聞 東京新聞

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