「目標は入賞」 スケルトン女子代表・小口選手が意気込み
2018年1月30日二月に開催される平昌(ピョンチャン)五輪スケルトン女子に初出場することが決まった長野市の小口貴子選手(33)=丸善食品工業=は二十九日、本紙の取材に「うれしい気持ちもあるが驚きの方が大きい」と喜びを語った。
小口選手は石川県輪島市出身。仙台大を卒業した二〇〇八年から長野市教委嘱託職員として同市のそり競技施設「スパイラル」に勤務し、競技を続けた。一二年に長野県千曲市の丸善食品工業に入社。昨年十二月にスパイラルで開かれた全日本選手権では準優勝した。
旧姓は大向。そり競技のリュージュでバンクーバーなど五輪に三度出場した長野市出身の小口貴久さん(39)と一五年に結婚した。
小口選手は「目標は八位以内の入賞。中継を見て子どもたちが自分もやってみたいと思えるような滑りができれば」と意気込みを話した。
(高橋信)