会心、藤森2位 女子ビッグエア予選

2018年2月19日

女子ビッグエア予選2回目 エアを決める藤森由香=潟沼義樹撮影

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 集大成となる4度目の五輪。藤森が会心の演技を繰り出した。進行方向と反対向きに回り始めて2回転半する「バックサイド900」を決めて94・25点をたたき出し、2位で決勝進出。「びっくりするようなスコアが出た」と笑みを浮かべた。

 予選前には技の難度を落とすことも考えたが「守った滑りをしちゃいけない」と攻めた。1回目は着地で手をつきながらも82・00点をマーク。これで「安心して2回目に挑めた」と余裕が生まれた。

 31歳。スノーボードクロスで2006年トリノ五輪から3大会連続代表入りを果たし、15年の世界選手権後に種目を変更した。平昌ではスロープスタイルで日本勢最高の9位に入り、意地を見せた。

 23日の決勝が五輪で最後の演技。「自分のできる最高の滑りをして、結果で恩返しができたら」と決意を口にした。

 (共同)

中日新聞 東京新聞

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