二月九日に開幕する平昌冬季五輪に、スノーボードのスロープスタイルとビッグエアの二種目で出場する通信制高校一年の国武大晃選手（１５）＝阿久比町椋岡＝の横断幕が二十九日、阿久比町役場に設置された。

　横断幕は縦一メートル、横十五メートルで、五輪が終わる二月二十五日ごろまで設置する予定。国武選手は今月三十一日に町役場で竹内啓二町長を訪問し、五輪に向けた抱負を語る。

　竹内町長は「町全体で応援していくために横断幕を設置した。思い切って競技に臨んでもらいたい」と話した。

　町は国武選手が決勝に進んだ時のパブリックビューイング（ＰＶ）を企画している。男子スロープスタイル決勝が二月十一日午前十時から、男子ビッグエア決勝が二月二十四日午前十時からで、場所はともに町アグピアホール。入場は無料で、両日とも午前九時に開場する。

　（辻晃平）