藤森選手「自然体で楽しむ」 出身地、長野・長和町で壮行会
2018年1月30日
長門小の児童から贈られた日の丸を掲げる藤森選手(中)=長野県長和町の長門町民センターで |
来月開幕する平昌五輪でスノーボード競技のビッグエアとスロープスタイルに出場する長野県長和町出身の藤森由香選手(31)の壮行会が二十九日、同町の長門町民センターで開かれ、町民ら約三百人がエールを送った。
四度目の五輪出場で、四年前の前回ソチ五輪までの三大会はスノーボードクロスで出ていた。
母校の同町長門小学校の全校児童のほか、町内の公立小中学校二校の代表の児童生徒も参加し、花束や応援メッセージが書かれた日の丸を藤森選手に手渡した。
藤森選手は前回のソチ五輪後、二十八歳で競技を変更したことに触れ「情熱を持って取り組めば、奇跡は起こることを身をもって証明できた。目標は自然体で楽しむこと」と抱負を語った。
羽田健一郎町長はあいさつで「できればメダルを取ってほしいが、けがには気をつけて頑張ってきてください」と激励した。
(高橋信)